どこの業者も車の燃費はリッターあたりいくつかなんて競っていますけれども、実際に走らせるとがっかりな結果が返ってきます。

 

それを文句をいったところで、「カタログ燃費なんだから・・・」なんていわれてしまいます。

 

このカタログ燃費というのはどの程度あてにできるのでしょうか?

 

利用方法をみていきます。

条件や状況によって変わるが6割前後が妥当

リッター35kmだったら、6割掛けのリッターあたり21kmが妥当です。

 

これはどこで車を利用するか、またどういう乗り方をするかによって変わってきます。

 

加速と減速を繰り返す市街地では一般に燃費は悪くなりますが、高速道路のように等速で運転できる道路がある郊外では燃費が良くなります。

 

また、アクセルを深く踏み込んで急加速すれば当然燃費は悪くなりますし、アクセルを踏み込まないような運転の仕方では燃費が良くなります。

 

このように、一概に実燃費はどの程度なのかということをいうことは難しいのが現状です。

 

そのため、がっかりしないようにするためにJC08モードのカタログ燃費から6割掛けぐらいで考えておくのがよいということになります。

燃費を気にしたいならカタログ燃費は有用な情報

そうなると全く役に立たない情報なのか?と思いますが実際のところはそんなことはありません。

 

先ほどいったように状況によって燃費が変わってきますので、車を選ぶときに比較しようとしても、条件が一致しないと比較できる指標とならないのです。

 

そのため、同一条件で測った燃費情報が必要になりますが、ここでカタログ燃費の登場ということになります。

 

同一の基準で算出された燃費ですから、多少粗があったとしても燃費情報として比較することが可能になるということです。

 

まあ、問題はこの燃費情報が実際に走ったときの燃費と思われてしまいかねない表示になっていることなのですが、情報を使う側が理解したうえで利用する必要があるのでしょう。

 

このように、情報は利用の仕方によって価値が変わってきますので、車を比較するときに利用するのが良いでしょう。

実はそれほど期待する必要がない燃費について

とはいえ、燃費が車の全てではありませんし、実のところは燃費が良い車ほど無理をしているケースがあるのをご存知でしょうか?

 

具体的にいうと、燃費がよいといわれているハイブリッド車は車体価格が高いことが上げられます。

 

燃費が低いことで維持費が安いということを期待しているユーザーには非常に残念なお話ではありますが、車体価格が同じようなガソリン車よりも高いので、この差額を回収するのに年間1万km~1.5万km走って7年近く掛かる場合もあります。

 

これは非常にナンセンスです。

 

つまり私が言いたいのは、維持費が節約できる指標として燃費を考える必要は無いということです。

 

先ほどお話したようにどうせ6割掛けですから、カタログ燃費で考えていたならば燃費差額も当然6割となります。

 

維持費を節約したいなら車体価格も気にしてください。

車を買うときは維持費より車体価格をよく確認する

以上より、JC08モードというカタログ燃費は車を比較するためには利用できますが、実燃費のために利用するなら6割掛けしたぐらいで考えると良いということでお話してきました。

 

特に重要だと思うのは、燃費が良くて維持費が安くなるからといって高い車を買う必要は無いということです。

 

ハイブリッド車やエコカーを維持費目的で買うよりも、先進的技術を利用した車を乗りたい程度で考えておくのがよいと私はお勧めします。

 

買ってから気が付くか、もしくは一生気が付かないということもありますが、結局経済的には全然エコではなく、環境的にもエコじゃなかったなんていうことも往々にしてあります。

 

特に車維持費などのお財布事情については、気が付かないなんていうことも少なくないので、車体価格と車維持費のバランスについては良く考えて車選びをして欲しいと願います。

 

以上、車選びにお役立てください。

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