2000年初頭はコンパクトカーブームであり、軽自動車はまだ我慢の車までは言わなくても、車体価格が安い若者などが乗る車という位置づけでした。

 

しかしながら、近年では積極的に軽自動車を選ばれることも多く、むしろコンパクトカーに選ぶ価値なんてあるのか?というユーザーも増えています。

 

そんな状況が、トヨタアクアの登場でちょっと難しい構図になりました。

 

私はハイブリッド車が必ずしも良いとも思えないのですが、燃費のよさは維持費にも関わってくることで、その関心が高いユーザーも少なくありません。

 

このように、現在では軽自動車ブームにおされてしまったコンパクトカーの起死回生もあってか、このクラスの車選びにちょっと複雑な状況となっているわけです。

 

こちらでは、軽自動車が良いのか、それともコンパクトカーが良いのか、という点について維持費や車体価格、そして利用状況などについて比較したうえでみていきたいと思います。

維持費では軽自動車有利だが車体価格では変わらない状況に

最近軽自動車税が増税をして、1.5倍の年間10,800円になりましたが、それでも依然として普通車の自動車税よりも安い状況です。

 

その他、重量税についても差が出てくるので、これらを加味すると年間約35,000円ほどの違いとなります。

 

この差、大きいと見るかどうかは人によって異なるでしょうけれども、維持費については車保有全体から考えるべきでしょう。

 

どんなに維持費が良くても車体価格が高いとされば意味がありませんからね。

 

このことは、軽自動車以上にハイブリッド車を選ぶかどうかという点で、重要になってきます。

 

車体価格に関していえば、過去において軽自動車というと車体価格が安く、ムーヴやワゴンRなどの車では120万円前後というあたりが相場で、そのうえにフィットやヴィッツなどのコンパクトカーがいたという状況でした。

 

しかしながら、現在主流の背の高い軽自動車では、140万円前後とコンパクトカーを購入する場合とほとんど変わらない金額になっています。

 

グレードによっては、コンパクトカーよりも高く付くことも少なくありません。

 

このような状況も加味しながら、果たして軽自動車が予算のうえで得なのか、もしくは実はコンパクトカーのほうが得なのではないかということを考える必要があります。

 

次にメーカーごとの使い勝手をお話していくわけですが、ここで比較している車例としては次の5つを考えてもらうと良いでしょう。

 

  • ハイブリッド:トヨタアクア
  • コンパクトカー:ホンダフィットハイブリッド
  • トールワゴン軽自動車:スズキワゴンR
  • スーパーハイト軽自動車:ダイハツタント
  • 売れている車:ホンダN-BOX

 

アクアもフィットハイブリッドもハイブリッド車であるわけですが、ハイブリッドシステムの違いによって分けて考えることが妥当と判断しています。

 

というのも、燃費だけで考えるならば、フィットハイブリッドはアクアと比較できるような性能ではないからです。

 

だから全体として悪いかということもなく、フィットハイブリッドはどちらかというとコンパクトカーとして考えるのが妥当であるということです。

運転のしやすさはホンダ車が好印象

運転してみて快適だと感じるのはホンダ車です。

 

運転席に座ると分かることなのですが、フロントガラスとその支柱によって視界をさえぎられてしまうわけですが、ホンダ車の場合はここが三角窓を配置すること、そしてこれが効果的に視界改善に役立っていることもあって、とても視界良好なのです。

 

運転がうまい人であれば、それほどストレスを感じることはないかもしれませんが、普通にユーザーであれば見える位置が多く、死角が少ない車ほど運転が楽なのはいうまでもありませんね。

 

そういったわけで、車を快適に利用するという点については、ホンダ車が一番であると考えています。

 

N-BOXについては使いやすい車であるのは間違えないですが、リアシートがスライド移動しない点については、知っておく必要があります。

 

後方の荷物置き部分で置けない荷物は、シートを倒して載せるなどの工夫が必要ということになります。

 

燃費については、ホンダ車は全体的にあまり良くないことが多く、ハイブリッドに関してはトヨタのシステムが良い点、軽自動車に関してはスズキが強いので、どうしても良くないように見えてしまいます。

 

その反面、軽自動車については安全性能に、いくつかのこだわりを感じるという点はありますので、車選びのときに気にしてみてください。

リセールバリューはトヨタか

次にトヨタですが良くも悪くも優等生ぶりが見て取れます。

 

この優等生であるということで一番嬉しいのは、中古車として車を売ったときには、他メーカーよりもトヨタというだけである程度優遇されるような状況があります。

 

もちろん、車種によってはそのような効果も薄いかもしれませんが、一般にトヨタ車であるということは車を売るときに有利に働きます。

 

また、ハイブリッドシステムが他のメーカーよりも、洗練されたものが付いています。

 

これは、燃費性能に直結するものがあり、乗り方や運転場所にもよりますが、実走行でリッターあたり30kmを超えるような場面も少なくありません。

 

ただし、リセールバリューが高いことや、ハイブリッド対決では勝ってしまうこともあることから、値引きについては渋めというのが、トヨタ車の購入時に困る点でしょう。

 

途中で話したように、車というのは維持費にあわせて購入や売るときの金額も合わせて考える必要があるということをお話しています。

 

売るときには、トヨタ車ということでリセールバリューが高いのは有利ですが、逆に買うときには値引きが引き出しにくいという点については留意しておく必要があります。

軽自動車で安定的に強いスズキ

ダイハツタントとホンダN-BOXが売れ筋となっている現在の状況を考えると、スズキというメーカーは若干マイナーな印象を受けますが、軽自動車メーカーの巨人であることは変わりありません。

 

確かにスーパーハイト軽自動車で、スズキスペーシアは目立つ要素が少ないのですが、依然としてワゴンRは売れていますし、最近ではハスラーなどの個性派軽自動車も人気です。

 

そんなスズキの良い点を挙げるならば、燃費性能でしょう。

 

軽自動車でハイブリッド!?という点は若干驚きますが、普通車のハイブリッドとは少し異なりますし、ハイブリッドというカテゴリに含めるべきではないかもしれません。

 

ブレーキで止まるときに発電した電力を利用することで、発電する電力分の燃料消費量を減らすことが出来るといったシステムで、エネチャージという名前のものです。

 

特に夏場のようなエアコンを利用するシーンでは、このような装置は大変助かる面が多く、燃費性能の向上に寄与しているものと思われます。

 

その他、昔から軽自動車を作ってきたこともあり、軽自動車メーカーの中では、品質が一番高いものと考えています。

 

最近どうも地味な点については同意しますが、軽自動車を購入する場合には比較の中心においておきたいメーカーです。

安全性に疑問が残るが軽自動車が優勢か

車の維持費や車体価格、各メーカーと車種の特徴をみてきましたが、現在の趨勢としては軽自動車が優勢となっています。

 

燃費についても、過去ではエンジンが小さいことでまわさないといけない場面が多く、結果として燃費が悪いということも多かったわけですが、現在はCVTという駆動方式を取っていることで、燃費性能が改善しています。

 

さらにあなたも知っていることですが、車内空間に関しては一部コンパクトカーよりも大きい軽自動車のほうが快適なのはコンパクトカーよりも軽自動車を選ばれる理由になっているでしょう。

 

ただし、中古車市場まで目を向けると、近年売れなくなってしまったコンパクトカーが安価になっているケースも多く、車保有全体の支出で見るとかなり有利というケースも少なくありません。

 

新車で選ぶならば軽自動車でよいと思いますが、中古車市場まで含めるとコンパクトカーにも注目したいところですね。

 

なお、軽自動車はどうしても規格内で作らなければいけない車ですから、最近は良くなってきていますが安全性について一定の疑問があります。

 

このトレードオフはなかなか選ぶことに悩むわけですが、ある意味ではコンパクトカーでも安全とはいえないといえますし、納得できるならば軽自動車が優勢であるのは今後も変わらないと考えています。

 

私が車を選ぶならば、中古で品質の良いホンダフィットかトヨタヴィッツなのですが、セカンドカーとして軽自動車もありだなと思わせるのは、本当に時代が変わったのだと感じてしまいますね^^;

 

以上、あなたの車選びにお役立てください。

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