通常の乗用車は100馬力あれば良いほうですが、そこそこ改造してある車では5倍の500馬力オーバー、最高に改造してあるような車なら1000馬力近くという車もあります。
パワーがあればよい車であるとは言えませんが、やはりスポーツ走行をする上である程度の出力は必要です。
日本ではメーカーの自主規制が280馬力ということもあって、なかなかハイパワーの車を手に出来る機会がありませんので、欲しいとなれば改造することになると思います。
しかし、このような車は売るときに相当安く買われてしまうのはご存知の通りです。
確かに改造車は査定額が低い
なぜ改造車が安くなってしまうかといえば、日本の規制が影響しているのでしょう。
車を何台も買うことが出来る人は限られているので、多くても2台という所帯が日本では主流だと思います。
そのため、生活で車を使う機会が多く、改造車を競技専用にするということが出来ません。(意図的に公道で走らせたいという方は除く)
このような事情があって、車を売る側も少しシビアに考えてしまいます。
改造費をかけても車が高く売れない理由
車を販売する側は日本で車を使うならば、公道を意識して販売しなければいけません。
ここで販売した改造車が事故を起こしたとして当然運転手は責められるでしょうけれども、販売店も責められる可能性があります。
経営者としてはこのようなリスクはとりたくありませんね?
そのため、販売店では改造車を嫌がり、販売先が無い改造車はどうしても安い査定となってしまうのです。
ただし、日産スカイラインGT-Rなどの一部車は改造してあってもむしろ価値が高くなったりする例もあるので、注意が必要だったりします。
特に嫌がられる改造場所
エンジンなどの出力関連を改造してあると一番査定額に響くでしょう。
ある意味で、改造の真骨頂だと思うのです。
ターボ付のエンジンなら、ここを調整するだけで出力が劇的に変わりますね。
ですが、先ほどあげた理由のほかにこのような改造はエンジンや駆動系に負荷がかかりますので、各パーツの寿命が劇的に短くなるのです。
前のオーナーがどのように使われていたか分からないから、改造車が好きな方でも避ける傾向にあります。
ただし、前オーナーがどのように使っていたのか分かる場合は前にあげた日産スカイラインGT-Rなどの場合にはその限りではありません。
海外では映画の影響もあって日本車の改造が盛ん
海外では改造された日本車が大人気です。
ワイルドスピードシリーズの映画は全世界で放映されていますが、あの映画に触発されて日本車を再評価した一般人も多いようですね。
先ほどのターボエンジンの調整なんていうのは、外国の車ユーザーが喜んで行う方法です。
というのも、先ほどはどの程度消耗しているか分からないということで説明しましたが、海外の車メーカーよりも日本車のエンジンは耐久性が高いと評判で、中でも度々紹介している日産スカイラインGT-RのRB26というエンジンの耐久性、完成度は世界でも有名です。
つまり、自主規制があるから規定内に納めているが、エンジンの耐久性などは自主規制外でも十分に対応可能な場合が多いのです。
そして何よりも同じような車を海外の車メーカーで手に入れるとすると、10倍程度の値段が必要だったりします。(フェラーリよりもトヨタスープラの改造車が早いケースは度々あり、youtubeでよく比較されている)
安価で手に入って早い日本車は今世界でブームなのです。
せっかく価値のある改造車を理解ある業者を探して高く売る
改造車の売却先を探している方なら分かってもらえるでしょうけれども、改造するにもお金が掛かるし実際に価値があると私は思います。
ただ、現在の日本車市場で考えると一部の車以外は改造してあっても、多くの方にとっては要らぬ長物なことを理解する必要があります。
それでもあなたと同じように改造してある車の価値を分かってくれる方もいるでしょう。
この人を探して売る方法がヤフーオークションなどでの個人売買ですが、売主の瑕疵担保責任など色々な法的弊害があります。
海外で売ってくれるブローカー(仲介人)などが要れば一番良いのですが、ブローカーは怪しいですよね^^;
そこでそういった業者を自動的に探してくれる査定プログラムの出番というわけです。
一番良いのはあなたが高く買う業者を探す必要がないこと。
相手が欲しいと思ったらあなたと連絡を取りますので、欲しくない業者からは連絡が来ません。
普通の乗用車とはまた違った使い方ではありますが、相手から名乗りを上げてもらうのは多少なりとも興味があるわけですから高額査定も狙っていけるでしょう。
まとめると、改造車をもし高く売りたいと考えているならば、高く買う業者に名乗りをあげてもらうためにネットの査定申込みサービスを使ってください。
あなたの改造車が高く売れるといいですね。
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