最近の車の燃費を見ると一昔前の車とは比較にならないほどになりました。

 

例えばともにカタログ燃費ではありますが、新型プリウスはリッターあたり40kmを超えましたし、燃費が悪いといわれていた軽自動車でさえ、リッターあたり37kmとなっています。

 

こんな状況下において、車が古くなってきたときにはどうしたって自分の車と比較してしまいます。

 

「そろそろ車も古くなってきたし、燃費の良いエコカーにしたほうが維持費が安くなるかな・・・」

 

この判断は間違っていませんが、燃費のよいことが経済的に優位かというとそうでもないことをあなたはご存知でしょうか?

 

こちらでは、維持費を気にして車の買い替えを行う方に見て欲しい、近年のエコカー事情です。

燃費が維持費に与える影響は軽微

まず、燃費がリッターあたり1kmや2kmという例外を除けば、燃費が車維持費に与える影響は軽微です。

 

また、別の側面でいえば毎日100km以上運転するならば気になりますが、多くの人にとってこのようなことはないでしょう。

 

燃費がまったくかからないように自動車であれば燃費の比較は大きく影響してきますが、小さな差を比べても意味がないのです。

ハイブリッド車の高い車体価格を回収できる人は限られている

燃費の良い車というのは往々にして車体価格が高いというのが現状です。

 

軽自動車の場合には極度に軽量化をしていて、高い燃費を達成するためだけに作られているんじゃないかなんていう感想を持つことさえあります。

 

ハイブリッド車に話を戻すと、ガソリンモデルとハイブリッドモデルが出ているときには多くの場合、ハイブリッドモデルが40万円前後車体価格が高くなっています。

 

ガソリン車と比較したときに、これを取り戻すならば車や値引きによっても変わってきますが10万kmほど走ってようやくという基準のようです。

 

これは7年間車を保有するとして、毎年1.5万km走らないといけません。

 

日本の多くの人はここまで走りませんから、たいていは回収せずに終わってしまいます。

 

また、回収できそうになっても今度はバッテリー交換費用を考えるとまた少し戻されますので、おそらくハイブリッドプレミアムを回収できるのは100人に1人とかそういう状況なのではないかと考えています。

 

ハイブリッドカーは先進技術を使った車が欲しい、という欲求だけで選ぶようにしてください。

 

間違えても財布や家計にはやさしくありません。

維持費で気にしたい3つの項目

車維持費には車やその人の状態によって変動するものが多いですが、特に気にして欲しい項目は次の3つになります。

 

  • 駐車場代
  • 自動車保険料
  • ローンやクレジットの利息

 

これらに比べたら燃費なんてそれほど大きな問題ではありません。

 

これらは何をしても、何をしなくても決まって出て行く支出という属性があります。

 

さて、駐車場代では地域によってかなり変動があります。

 

東京都の特別区では月3万円という場所も多いですし、中心地では月7万円という場所もあります。

 

対して郊外では自分の土地であれば実質無料(もちろん土地にも税金がかかったりする)、ということになります。

 

正直、駐車場に関しては安い場所を探すしかないということしかいえないわけですが、車を停めていても停めていなくても絶対かかる費用なんだということを認識して欲しいと思います。

 

安いところがあれば、駐車場設備と家からの距離を考えてどんどん移動していきたいものです。

 

次に自動車保険については、契約更新時期や車買い替えの時期などに比較して少しでも安いプランを探すべきです。

 

同じ補償内容でも保険を見直すとそれだけで安くなるなんていうことは良くあることです。

 

毎年、決まった時期に保険は安いものがないかを見直すべきでしょう。

 

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最後にローンやクレジットなどの融資を利用したときの利息です。

 

利息を払って良いことはまったくありませんが、ただ購入時点においてお金がなかったならばそれは仕方のないことです。

 

ですが、いたずらに高い利息を払うというのは良いことではない、というか全く良いことはありませんから、利息と返済期間については買うときによく考えて欲しいものです。

 

一番いいのはある程度頭金を入れて、金利が有利な融資を受けることですが、車が欲しいという状況下で我慢するのも難しいものです。

 

そのため、車を買い替えするときには今ある車を出来る限り高く売ることが出来るようにして、少しでも値引きを受けたり、頭金が多くなるようにして欲しいと思います。

 

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車を買い替えたい人が注意すべきこと

最後にせっかく買い替えを行うのだから、燃費がよかったり先進技術を使った車を買いたい!でも損をしたくない!という方がどうすればいいのかを説明していきます。

 

まず、維持費を改善する目的で燃費を軸に車選びをするのはやめておいたほうが無難です。

 

理由は先ほどお話したように高い車体価格を回収することが困難だからです。

 

でも先進技術を使った車に買い替えたいというのならば、これで問題はないでしょう。

 

続けて、維持費を気にする方はハイブリッドよりもディーゼルのほうが向いている可能性があります。

 

燃費はメーカーが公表している数字よりも悪くなり、実際は60%ぐらいで考えたほうがよいでしょう。

 

そうなると各社競っている燃費競争の差も当然60%ほどになり、しかも多くの場合にはあなたの乗り方次第で結構変わるのです。

 

これがハイブリッドカーのお話ですが、ディーゼルエンジンであれば燃料が軽油であり、ガソリンと比較して7割程度の価格で購入することが出来ます。

 

さらにハイブリッドカーのようにバッテリーを交換しなくてもよいので少し面倒な計算を考えなくて済みます。

 

まあ、ディーゼルの車体価格は非常に高くなるわけですが、こちらのほうが理にかなう点も多く、買い替えのインパクトも十分でしょう。

 

それ以外で特に維持費を気にするならば、車体価格で考えてしまったほうが最も合理的で、その際たる例は中古車を選んでしまうことでしょうね。

 

ここまでいうともう選択の自由が大きくなりすぎて、話題の領域を超えていますから不毛かもしれませんけれども^^;

 

とにかくは、メーカーなどが燃費を売りにしているのはエコカー減税と技術アピール、それとなんとなく選んでしまうユーザーのためにやっていますので、維持費を気にするならばお金と保有期間、利用状況を確認したうえで買い替えを行って欲しいと思います。

 

以上、あなたの車選びにお役立てください。

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