最近の軽自動車というワードを考えると大きく二つのことがらが出てきます。

 

価格が高くなったことと、車内が広くなったこと。

 

大きめの軽自動車は120万円かあ140万円が最低価格となり、オプションやグレードの選択によっては150万円を超えることは珍しいことではなくなりました。

 

ちょうど、この価格のラインナップではコンパクトカーが該当し、まさに軽自動車が市場食いをしているわけですが、この状況は最近の軽自動車の動向に大きくかかわっています。

 

今回は最近の軽自動車がどのような動向であるかを確認しながら、今度どうなっていくのかを確認していきます。

価格は高く、質は向上し車内は広くなった

冒頭でもお話したように、最近の軽自動車は良い意味でも悪い意味でも高すぎです。

 

昔の軽自動車というのは、100万円以下で買えるものばかりでしたが、少し前のダイハツムーヴとスズキワゴンRから現在の流れが出てきました。

 

過去は軽自動車は我慢の車であって、少し前に生活に使える車、そして現在は個性の時代になったといえます。

 

もちろん、平成10年の規格緩和によるところも多いわけですが、いずれにしても普通車からすると優遇されている税制もあって、当然に普及したという背景があります。

 

特に近年の動向について詳細にみていきます。

人を乗せたり荷物を載せるのが楽になった

今までも軽自動車の横幅、つまり面部分については各社ぎりぎりで作ってきましたが、近年は高さ面に対してのアプローチをしています。

 

エンジンサイズも660ccで変わることもないのですが、車内が広くなったことで物が積めますし、人も快適に乗ることが可能です。

 

このように、室内が広いということは特に狭いという不満がある軽自動車について革命的だったといえます。

 

ちなみに現在一番大きい軽自動車はダイハツウェイクですが、今後これを超える大きさの軽自動車はしばらくでないか出ても似たようなものだけといわれていますので、大きさについては現在の仕様が最大になるかもしれません。

近年のラインナップの多様性にも注目

次にラインナップの充実です。

 

昔から軽自動車には多様なラインナップがあったように思えますが、それは支持されるかどうかという点では懐疑的でした。

 

スズキにはジムニーというすばらしい本格SUVがあって、人気もありますが万人受けする車ではありません。

 

しかしながら、近年のSUVブームを受けて、もう少しアーバンライクなSUVであるスズキハスラーをリリースしてなかなかよく売れています。

 

もちろん、車内が大きい軽自動車ほどではありませんが、一般の人にも支持される多様性がある車を各社リリースしています。

 

余談ですが、私はダイハツのキャストはあまり好きではなく、多様性についてもここらへんで一服するのではないかなんて思っています。

 

⇒私かダイハツキャストを嫌いな理由

安全装備や内装も充実

ダイハツが主導して進めてきた軽自動車の自動ブレーキ搭載ですが、他メーカーも新しいラインナップから搭載するようになりました。

 

最近はさまざまな人が車を運転する機会があり、運転スキルが必ずしも高い人たちであることは少なくなっています。

 

特に軽自動車についてはこの状況が顕著であることから、特に自動ブレーキがあることは大変有意義なことであると考えています。

燃費が向上したことは副次的

燃費の向上については、2015年より軽自動車もエコカー減税の適用が始まったことを考えると大変うれしいことですが、実は過去の軽自動車は燃費が悪かったのです。

 

もちろん、燃費が悪いことが購入を妨げるということはありませんでしたが、小さいエンジンで高い出力を得ようとしたら回転させるしかありませんから、燃料消費量も多かったということになります。

 

現在では技術革新によって燃費はエコカー並みになっていますが、これはカタログ燃費であることを踏まえたうえで見ることが重要でしょう。

 

何がいいたいかというと、表示されている燃費よりかなり悪くても先ほど言った理由があるからあまり期待しないようにということです。

 

昔よりは燃費が良くなったという程度の認識で大丈夫です。

ターボモデルを選べば出力にも不満なし

今は燃費向上の話でしたが、燃費が多少悪くなってもターボモデルは魅力的です。

 

排気量が規制されている軽自動車にとっては、エンジンサイズ以上の出力が得られるターボシステムは大変相性がよく、よく規制を通過できたなと思ってしまいます^^;

 

大人数を乗せたり、日ごろから物を多く載せる人、または坂道が多い地域に住んでいる方はターボモデルを選ぶとよいでしょう。

コンパクトカーに魅力がなければさらに軽自動車が台頭してくる

少し視点を変えると現在のコンパクトカーの魅力が低下していることが、軽自動車が台頭してきた要因かもしれません。

 

10年前までは、トヨタのヴィッツとホンダフィットがシェアを争っていましたが、現在は過去の話となりました。

 

人気がないなんてことはありませんが、コンパクトカーではトヨタアクアの一人勝ちで、その要因もハイブリッドカーだからというが大きかったりします。

 

つまり、実質的に過去にコンパクトカーが担っていた、免許取立てのエントリークラス的位置と生活に使う車という位置取りが軽自動車で問題なくなってしまったことが大きいでしょう。

 

もちろん、普通車であることの利点も大きく、事故などの有事のときには搭乗員の安全を軽自動車よりも守ってくれるのは想像できます。

 

ただし、これをユーザーが求めているかは別問題であり、他社との差別化を優先していったことがコンパクトカークラスが廃れてしまった原因ではないかとも考えているのです。

 

まあ、どちらかというと軽自動車の価値向上によるものであるわけですが、コンパクトカークラスにももう少しがんばってほしいと考えてしまう今日この頃です。

 

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