ステップワゴンのcmはいつの時代も例に漏れず、ワゴンから子供がぞろぞろ出てくるようなものですね。

 

1996年に登場したミニバンですが、当時としてはワゴンと呼ばれていて、このクラスの車はどちらかというと人を多く乗せるためだけの地味な車でした。

 

それをステップワゴンの登場で、多人数乗用だけの車からレジャーや日常利用に利用できるような車へと認識が変わった、そんなムーブメントを与えた車です。

 

その車の5代目とあって話題性は十分でしたが、今一度どんな車であるかを確信していきます。

新しいステップワゴンについておさらい

時代は環境性能に優れた車を要求するようになりましたので、各社ハイブリッドモデルで重さに対応する規定の燃費を達成できるように力を尽くしています。

 

そんななか、5代目にあたる2015年4月のフルモデルチェンジでは1.5リッターのダウンサイジングターボモデルが登場してこの時期の車話題をかっさらったものでした。

 

そのほかはターボに比べると小さくなってしまいますが、リアゲートドアについて使いやすい工夫がある「わくわくゲート」であったり、3列目を1シートずつ床下収納できる「マジックシート」。

 

こんなところが注目ポイントとなっています。

 

それぞれの項目と、それに付随ずる箇所を見ていきたいと思います。

ダウンサイジングターボの弱点は燃費

先に注目のダウンサイジングターボでしたが、最大の弱点は燃費であり、実燃費についてはリッター10km~11kmあたりに落ち着くことが多いようです。

 

それにたいして、トヨタのライバル車であるヴォクシーハイブリッドでは17km前後と大きく離されています。

 

とはいえ、燃費なんて極端な例を比べなければそれほど気にするほどのものではなく、2リッターの自動車税と比べても年間5000円ほど安いのでそれを考慮に入れると少しは改善されるでしょう。

 

なお、燃費のことばかり申し上げましたが、動力性能としては申し分なく、多少のターボの癖はありますが、幅の広いレンジ(1600回転~5000回転)で最大トルクが発生することもあって問題ありません。

 

4代目のステップワゴンと比べると若干動力性能が落ちているような結果も見ますが、車のサイズが大型化していることを考えれば妥当なものであると考えられます。

全高が前モデルより25mm上昇したことの影響

前の燃費や動力性能のところでも話に出ましたが、開くなったことで重さが上昇し、ダウンサイジングターボが思ったよりも低燃費じゃなかったという結果になりました。

 

このように車を大きくしたことで燃費などに悪影響があるように思えますが、ミニバンの本質はなんといっても積載量。

 

車内が広くなることは本望であり、特に5ナンバーという規定内で広くするというのは大変有意義なことです。

 

そのため、悪い影響を考えても車内が開くなったことの恩恵は大きいといえるでしょう。

 

ここらへんは試乗をしたときに実感できるのではないでしょうか。

わくわくゲートの真価は人を乗せたときに発揮

5代目ステップワゴンの特徴は先代と変わらず、人を快適に乗せることです。

 

ミニバンに3列目を使うほど多人数を乗せたことがある人ならわかってもらえるでしょうけど、3列目の人が降りるには2列目の人に影響があるのですね。

 

つまり、全員が降りるならまだしもそうでないとしたら、3列目の人が降りるには2列目も降りるか席を移動する必要があるわけです。

 

これを解決したのがわくわくゲートで、リアゲートのドアが中央に向かって片方だけ空けることができます。

 

さらに3列目シートは片方だけでたたむことができますので、これで3列目の搭乗員は2列目の搭乗者を移動させることなく、リアゲートから乗降することが可能になりました。

 

とはいえ、開き方が足りないなどの不評が出ていますので、安全面や技術面と相談しながら今後改善していく項目なのかもしれません。

 

ちなみに、リアゲート部は結構光り輝くようなスタイルなのですが、乗降することで手垢がびっしりつくかもしれません^^;

 

私の勝手な印象ですが、ステップワゴンは黒を選ぶ人が多いので、そういった方は簡単に指紋を取れるふき取れるシートを入れておくと便利です。

床下格納できる3列目シートの進化

3列目シートのすわり心地は床下格納タイプなので、それほど期待はできそうにありませんが、一応このすわり心地についても改善が施されているようです。

 

また、1つの席でたたむことができるので先ほどお話したわくわくゲートをあわせて3列目の乗降の通路として有効に活用することができるでしょう。

 

あわせて、荷物置き場としても利用することができますのでその利用可能性はかなり広範になっていますね。

ホンダはフリードとステップワゴンには手を抜かない!

最近のホンダといえば、一昔前はフィットばかり作っていて、トヨタとのハイブリッド車争いで負けてからはいまいちという印象でした。

 

しかし、そんな状況下であってもフリードとステップワゴンだけは手を抜かないなんていったら失礼ですが、ユーザーに支持されるスペックを投入してきています。

 

今回の5代目ステップワゴンも燃費を何よりも重視している方にとっては残念なダウンサイジングターボ構想でしたが、そうでない方にとっては逆に新鮮だったのではないかと考えています。

 

実際、燃費がよい車を選ぶのが経済的に優位かどうかというのは話は別で、総コストを考慮するのが望ましいでしょう。

 

⇒燃費で車を選ぶと損をしてしまうかもしれない理由

 

そのため、トヨタのミニバンがよいと決め込んでいるような場合を除けば(トヨタミニバンの完成度はすごい!)、5ナンバーサイズの中型ミニバンの選択肢として5代目ステップワゴンは有力な候補になるものであると考えます。

 

最終的には試乗して決めるのが一番ですが、ヴォクシーを買うと考えていてもホンダディーラーに試乗にいく価値はありますので、よい選択ができるように候補として検討してみてください。

 

以上、あなたの車選びにお役立てください。

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